2022年10月26日水曜日

[作る]機能のご紹介 -その1:ツアー全体概要-

 当ブログをご覧になっている皆様、こんにちは!
[e-Journey]開発担当です。

今回から数回に分けて、[e-Journey]の機能をご紹介したいと思います。
[e-Journey]を使ってどんなツアーを作れるのか、どのようにツアーを作って行くのか、ツアーをどのように遊ぶのかなどを、お伝えしたいと思います。

今回は[e-Journey]のツアーがどのような構成で作られるのか、全体概要をお伝えいたします。

[e-Journey]の利用者は、

  1. ツアーを作る人 ⇒ クリエイター
  2. ツアーに参加する人 ⇒ ツアー参加者
の2種類の人物が存在します。
今回説明する[作る]機能については、上記の”クリエイター”さん向けの機能となります。
では早速解説していきましょう。


1.ツアーの構成

[e-Journey]のツアーは以下のような構成で作られます。


[ツアー]は、作るツアーの本体となります。この中に[イベント]や[アクション]などが1~複数含まれており、全体のツアールートが構成されます。前述の”ツアー参加者”は、この[ツアー]に参加することになります。

[イベント]はツアーの中の1単位です。イベントの中には1~複数個の[アクション]が含まれます。例えば東京都内を数か所巡るツアーを作るとします。東京⇒池袋⇒新宿と巡るツアーを作るのであれば、東京で1つのイベント、池袋で1つのイベント、新宿で1つのイベント、などとします。

[アクション]はツアーの中の最小単位となります。”その場所で”、”何が起きるのか”を作るのが[アクション]です。前述の東京ツアーで言うなら、「池袋イベント」の中に複数のアクションが有って、1つ目は東京⇒池袋への道案内、2つ目は池袋で立ち寄るスポットの紹介、3つ目は次に立ち寄るスポットへの道案内...などと言うように作ります。
もちろん、1つのイベントの中に全てのアクションを詰め込むことも可能ですし、1つのイベントに1つのアクションとして作ることも可能です。
が、ある程度ブロックごとに分けて作った方が、作りやすく管理もしやすいと思います。

[ゴール]は、ツアーの最後に起動されるもの、言ってみればツアー最後のアクションです。ここに到達したときに、このツアーは終了となります。

[プレゼント応募]は、有っても無くても構いません。普通の観光案内やツアールートを作るだけでしたら作らなくても良いでしょう。
グループ旅行や商店街のイベントなどでスタンプラリーを作って、ゴールした人に景品をプレゼントしたいときなどに利用します。

余談ですが、この構成は音楽にも似ています。
曲そのもの=ツアー
Aメロ、Bメロなど=イベント
各小節=アクション
こんな具合でしょうか。(余計伝わり難かったらゴメンナサイ...)

2.ツアーのストーリーを考える

ここが一番悩ましいところでしょうか。

ツアーを作るには、
●どんなツアーにするのか?
●どこを巡るのか?
●何をどのように見せたいのか?
と言ったことを考えておく必要が有ります。

例として、私自身が福岡出張(博多での展示会に出展)の際にツアーを作成したときのお話をします。
[ツアーの目的]
展示会でデモ映像を見せたかったので、地元(博多)を題材にしてデモ映像を作る。
[どんなツアーか]
博多周辺(徒歩で行ける範囲)の観光スポットを数か所巡り、各スポットでスポットの紹介を画像やARで行う。
[何を見せたいのか]
e-Journeyでこんなもの作れて、こんな風に使うんですよ~と言う映像を見せたい。

さて、最初に私が行ったことは、博多周辺の観光スポットを調べることでした。私は東京の人なので博多を知らなかったので、現地を調べる必要が有ったわけですね。もちろん、自分の地元や良く知っている土地を紹介する場合は、この作業は不要でしょう。

その後、いくつかの場所を調べてGoogleMapで巡る順序やルートを調べました。


まぁ、これも解っている土地だったら不要かも知れませんが。
このように、どこを・どのように巡るのかを事前に決めておきましょう。自分用のデモなので、特にプレゼント応募などは不要です。(会社の経費で勝手にプレゼント買う?いえいえ、そんなことしませんよ!)
ここまでで、[ツアー]の全体像が何となく決まります。

続いて各ブロックの構成を考えます。[イベント]の部分ですね。
このツアーでは博多駅を出発して5か所巡って、また博多駅に戻ってくるルートとしました。従いまして、
①博多駅⇒1か所目
②1か所目⇒2か所目
③2か所目⇒3か所目
④3か所目⇒4か所目
⑤4か所目⇒5か所目
⑥5か所目⇒博多駅(ゴール)
このように、都合6個のイベントで構成されるように作ることにしました。

上の図は実際のツアー作成画面(の一部)です。イベントが6個有りますね。

イベントの構成や順序が有る程度決まったら、イベント内の構成を考えていきます。
今回はデモと言うことで、[e-Journey]が持っている機能をまんべんなく見せたかったので、テキスト表現・画像表現・ARを各所で活用することにしました。
と言うわけで各イベントは、
①道案内:画像+テキスト
②スポット紹介1:画像+テキスト
③スポット紹介2:AR
このように構成することにしました。①②③それぞれが[アクション]になります。道順が解り難かったり複雑な場合は、①の道案内アクションを複数個準備しても良いでしょう。

3.画像やARで表示する画像など、素材の準備

ある意味これが一番大変だったりするのですが(笑)
とは言え、すでに「作りたいツアーの全体像が決まっている」「そのための写真とか画像とかが手元に有る」状態であれば、特に苦労はしないでしょう。

私の場合は全く知らない博多と言う土地のツアーを作ることにしたので、これが一番大変でした...

さて私の場合、博多は地元ではないので、そのような写真や画像のようなものは持ち合わせておりません。
Googleストリートビューでスクリーンショットをたくさん撮りました。道案内もあるので、スクリーンショットに矢印などを書き込んだ画像をたくさん準備します。
また、各所でARキャラにスポットを紹介させる画像も必要でしたので、そのような画像も巡る箇所分準備する必要が有ります。
こんなに準備する羽目になりました...知らない土地のツアーを作るのは大変です(笑)
この例では、実写画像を駆使して道案内をしようとしているのでこれだけの写真・画像素材が必要になりましたが、テキスト(文字)だけで道案内する場合はこれほどたくさんの素材は必要ないですね。
テキストだけで道案内するのは味気ない感じもする反面、ツアー参加者のイマジネーションや行動力が試されるので、それはそれで面白いかも知れませんね!

さて、ここまで準備出来てしまえば、あとは[e-Journey]の[作る]機能を使って、ツアーを組み立てていくだけです。

次回は、[アクション]や[イベント]を、実際にどのように作成するのかをお伝えしたいと思います。

それでは、また!

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